2006-05-13-1
_ 小此木啓吾『秘密の心理』 [読了]
つまらん。というか読む気にならず。
精神分析の類のはいくらか読んでるけど、どうも新書レヴェルのは内容も
一辺倒というか。結局こういうのを読んでわかることというのは、精神分
析一般というのは占いと同じだ、でしかないと思うのですよ。言われてみ
れば「ああそういうもんかなぁー」と思ってしまう。つまり自分のうちに
「もしかしたらこうなのかな」という意識があって、それを助長するかた
ちで「あなたがこれこれこうなのはこれこれこうだからだ」と言われる。
だから納得してしまう。それ(「もしかしたらこうなのかな」)をちくち
くと掘りだしていく作業が大切なので学として価値があるのだ、と言われ
れば、はぁーそうですかーとしか言えないが。なんだかよくわからんが、
よくわからん。