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2007-06-26 Tue

_ しょんぼりしたときー

に読む本を探してあれこれ(←なにか間違えている)。
いままではソール・ベローの『この日をつかめ』とグリルパルツァーの『ウィーンの辻音楽師』だった。ちなみに後者はフロレアールのジャン君の真似。これはこれでよいのですが、やっぱりいつまでも同じようにしょんぼりして同じような本読んでたのじゃしょうがない。人間たるもの進歩せねば(←無駄に前向き)。

で、今回ためしたはポール・オースターの『ムーン・パレス』。いいんだけど長い。しょんぼりした時に軽く読む本、ではない。
岩野泡鳴は、ちょっち読みにくいが、それなり。
朔太郎とか中也とかは基本文献というか、すごくよいのだが、詩は疲れる。個人的に。

結論としては現状維持で。
まーしょんぼりしなければいいんですけどね、そもそも。世の中はうまくはいかないものです。ままならないねぇ。

2007-06-21 Thu

_ 数学がある

数学ガールが書籍化らしい。ほほー。TeXで製本されてるのなら買う(のか)。

_ 鈴木ジュリエッタ『カラクリオデット』#1 [読了]

ロボ娘さん萌え。

天才博士に作られたアンドロイド少女が人間にまじって生活して人間らしさとはなんぞや、という話。
博士が若くてイケメン風なのは、さすが少女マンガと言うべき乎。SFの伝統にのっとれば、ここは白髪のマッドサイエンティストが若くして死別した妻に似せて、ということになるのだろうけど(←それ伝統じゃなく偏見)。

もとは1話よみきりが好評で連載化されたというから、どうも話の展開が急だ。
このテのロボットの「誰も知らない、知られちゃいけない」ものとしては、ロボットが「人間らしさ」を時間をかけて身につけていく描写がポイントになるのだが、その帰結(クライマックス)は「友人がピンチだが、助ければロボットであることが露見する」というジレンマにおいこまれ、そこで自分を犠牲にして友人を救うほうを選ぶのが「ロボットは人間になりました」というひとつの象徴なわけだ。
カラクリオデットにおいては、(よみきりだから当然だが)いきなり1話からそういうシーンになる。 \\

はじめて学校へ行ってはじめて友人ができた次の瞬間には露見の危険もかえりみず自己犠牲精神を発露してしまって、オデットはそういうロボットなのかいな、と思ってしまう。この時点でじゅうぶん「人間らしい」じゃん、と。

やっぱり展開が急なのはなぁ。同じページ数を使うにしても、もう少しちがう方法もあると思うのだけど。
1巻を読んだだけで判断するのは早急ではあるけど、ちょっと不満だ。もしかしたらオデットは「そういうロボット」なのかもしれないけど。ロボット3原則は当然のようにくみこまれてそうだが。やっぱりこの展開でいいのかもしれん。uum。

それにしても見事なまでに記号的なキャラクタばかりだ。まあおもしろけりゃいいんですけどね。ありがちなテーマをどこまで描ききれるか、興味はある。「自分とこいつらとはどこが違う?」というオデットの疑問にどういう答を出すのか。しばらく追いかけてみよう。続きを買ってこねば。

2007-06-18 Mon

_ ポポル・ヴフは

マヤの神話ですな
以前、NetHackのdata.baseの翻訳をしていたときにでくわして、調べても資料がなかなか見つからなくて泣かされた記憶が。
最近になって知ったのだが、中公文庫に翻訳を見つけたのだが、未読。

_ 男が

長野まゆみを読んじゃいけないのかっ! いけないのかよう!(←涙目)
いや、知り合いの女性が『テレヴィジョン・シティ』を読んでたから「へー、長野まゆみ好きなんだ」とか言ったら異常に驚かれたのですよ。
少女マンガ読んでてもコバルト文庫読んでても何も言わないくせに、なんで長野まゆみだとそんなに驚くんだろか。女の子の考えることってゆずはさんよくわからないですよ。
おれは女の子が稲垣足穂読もうが田中光二読もうが驚いたりはしない(←関係ない)。

2007-06-16 Sat

_ emacs 22が

リリースされたので久々にアップデート。Macにはcarbon emacsのパッケージをいれていたのだが、いい機会なので自前でコンパイルする。

GNU Emacs 22.1.50.1 (i386-apple-darwin8.9.1, Carbon Version 1.6.0) of 2007-06-16

だそうです。
ちなみにLinux環境で前まで使っていたのは

GNU Emacs 21.3.50.1 (i686-pc-linux-gnu, GTK+ Version 2.6.2) of 2005-02-10

だった。実に2年ぶりか。思えばemacsとの付き合いも長いものだ。10年以上になる。

で、アップデートにつきものなのが動かない関数その他。これがあるからあまりアップデートはしたくないのだよな。ましてemacsは生活環境なのだからヘタなことはしたくない。今回もやっぱりエラーがでたり挙動不審になった。

(resize-minibuffer-mode 1)


(setq scroll-margin 3
      scroll-preserve-screen-position t
      scroll-conservatively 4
      next-screen-context-lines 3)


こいつらがマズかった。とりあえずコメントアウトして対処。そもそもいつ設定したのか覚えてない…

_ 思ひ出

長いつきあいといえば、やはり10年使ってきたフデバコが壊れた。これだけのことで無闇に落ちこむ精神状態ってのはあまりよろしくないのかもしれん。まあそれを自覚できるくらいだから、どうってことはないか。

モノって思ひ出だよね。それを見ていろいろと思いだす。記憶は脳ではなくまわりのモノゴトの中にこそ保存されているという説は、だから真理だ。科学的にではなく、事実として正しい。おれが古いモノをなかなか捨てられないのは、自分の思ひ出を捨てたくはないからというより、自分の存在した証拠を、さまざまな形で残しておきたいからなのだろうけど。かたみこそいまはあたなれ。

旅先で買い物したレシートのほうが、旅先で得た思ひ出そのものより、おれにとっては大切だったりする。外部記録メディアなんですよ。おれのまわりのすべてのものは。

身のまわりの古いものはどんどん壊れてゆく。人間だけは壊れたくないものだ。いろんな意味で。

2007-06-12 Tue

_ 昔のもの

attic/に放りこんでおくテスト。さしあたってはアレだけ。前のページも多分まだ残ってると思うけど。しかしこのやる気のなさはどうか。

2007-06-04 Mon

_ うじゅー

あー…ねぇ?

アウトプットがないとインプットもないのは当然だけど、そもそもインプットがないとアウトプットもなくなるのはそれ以上に当然のことではある。今はいわゆるWeb日記やブログのたぐいをまったく読んでなくて、そういった方面からのインプットがないのでアウトプットもない。もちろん理由はそれだけではないけど。おれはだいたいが浮気性だから、長続きする興味というのがない。エロゲー、ギャルゲーのたぐいもほとんどしなくなったし、アニメも、いやこれは以前からほとんど見てなかったけど、見てないし、昔から変わらずに続いてる属性といったらライトノヴェル(正確にはジャンルSFのひとつとしてのラノベ)と少女マンガくらいのものか。Web日記も同じようなものかもしれん。対象としては。ゆるいぬるいコミュニケーションとしてのそれ。べつに飽きたってわけじゃなく、同じ速さで追いかける気になれない、というか。たまに見て「あーあー、うんうん」とか言うのは言う。なんだこの文章。

まー独り言を言わずにいられない時というのはあるし、たとえば「ライトノヴェルと表記する以上は略称もラノベじゃなくラノヴェとするべきだろか」とかそういうことを誰あてにともなく言いたくなるときはあるし(←友達いない人)、いつでも書けるチラシの裏を確保しておくのも損にはならんのじゃないかなと思うわけです。要するに「もってけ! セーラーふく」のベースラインは神ってことですよ(←これが言いたかったらしい)。それも今更か。気まずい。ちなみにアニメ本編は1回しか見てません。はい。

_ なんとなく近況

10年ほど使ってきたノートPCがついに天に召されました。後継にMac bookを買いました。人生初Macですよ。やはっ。そして買った1ヶ月後に新機種発表ですよ。ぐはっ。